ゲーム名:AIS#5『White Whisper』 |
活動場所:大阪魔城(R284-03) |
|
PC名:西真結女 |
PL名:名称未定 |
2001年09月/第10回目 |
|
アクション・行動概要
理の巫女として必要な何かを探り、それを萌に与えるべく萌の電脳にダイブする。
アクション・自由記入欄
●〈穢〉還元システム
〈皇蛇〉システムはあくまで『樹』のシステム。『理』は不確定性を排除した世界を、『虚』は不確定である世界を、そして『樹』は世界の誕生と再生を担う者、と誰かが言ったように、『理』と特性の異なる〈皇蛇〉システムをなぞるだけでは『理』の還元システムは構築できない。
『理』が世界を法則によって認識し制するものであるならば、『理』の〈皇蛇〉は全ての事象を法則によって制する機械、〈神的機械〉でなければならない。
世界を法則に認識、制御しうる、言わば全知全能の存在は人ではありえない。
〈神的機械〉に近い存在。それは機械の巫女、琴穂木萌係長がふさわしいのではないだろうか。
●萌の世界
「『人は何処から来て、何処へ行くのか』。私もその答えが知りたいのです」
〈神的機械〉に近いとはいえ、現状の係長には問題を抱えていると思われる。彼女自身、自分が何者であるか明確に認識しているわけでなく、自分が此花柊子の顔をして生まれた由来も使命も……。
室若陽堂の、係長たちに託したものは何であるか、また自分が自分である理由を探り、自己の所在が明晰になれば、あるいは巫女としての資格を得る事になるのかも知れない(少なくとも、自分が何者かわからない者が他の何かに変ずる事は無理)。
そのため、係長の電脳(深層意識)にダイブする(許可をもらう)。可能であれば係長自身にもミラージュ体化してもらい、共にダイブ出来れば……。
アクション別紙(2/3)
●神的機械の考察
〈神的機械〉は世界の全てを法則によって認識、制御する事が出来る。法則化から取りこぼされた事象は関数と引数という、何かに変化する可能性を残した状態で記憶領域にストックされる。これは〈穢〉とも呼べる。
〈神的機械〉に至るまでの問題点と対策は、
(1)モナディックの法則化が成されておらず、これの全てを〈穢〉として蓄積してしまった場合、モナディックは具現化せず、限界が早期に訪れてしまう。
これは早期の法則化、関数化を実現させられるかが重要となる。
(2)〈穢〉そのものをどのようにして収集するか。手段、場所の確立が不明。
イェルマーという〈穢〉集積プール、あるいは補天の槍、〈N〉は自身にある種の多大な情報を持ち、その「重さ」により〈穢〉を吸引していたと考えられる。
BABELには「古今東西のありとあらゆる情報」という多大な情報をプールするグランライブラリがあり、ある種の情報解析は成されれば〈穢〉のプールとして機能するのではないかと考えられる。
(3)〈穢〉の還元方法。システムをリセットするのは構わないが、再起動までに際する混乱の対処はどうするか。
これは演算処理済可能性群を違うスフィアに退避させて、随時還元(スフィアリセット)を行っていけば小さな天秤を短い周期で行っていけると思われる。
●BABELの民
BABELとは神の領域に至るため天高くそびえる塔を建造した罪深き民の名。この行いは神に対する挑戦であり、BABELの塔は神に至る手段であった。
自らの手で〈神的機械〉を『理』にもたらす。即ち神への挑戦を目的として組織された、それがBABELたる存在ではないのだろうか。
結女は萌係長や沙霧特務官の身の上を聞き、BABELのダイバーとしての自分を意識、であるならば自らの役目を全うすべきなのではないかと考えている。
●おまけ
○結女
初期のエノーラに愛の囁きと勘違いされたり、最近いいことが無い結女の恋愛方面。萌係
アクション別紙(3/3)
長へのアプローチではリアルに帰ってこれない場合も考えられるので、未練を残さないように行動。
「あんたしか、電話かける相手いなかったのよ。それだけ」
○再考察
1.モナス
モナスとは矛盾――〈穢〉のない世界である。敗者のトリニティは、妖精などが『理』の優勢によってミラージュに追いやられたのと同様に、全てミラージュに幽閉される。見ざる者は敗者のトリニティに目覚める可能性を剥奪され、勝者のトリニティを知覚できるようになると予測。そのため〈穢〉を生み出す余地が無くなる。
#(勝者側から)ミラージュに干渉できるモナディックが生き残るのであれば、元の世界に回復する可能性が無いわけではない。
「麻人君たちのモナスが到来したとしても、ミラージュに働きかければたぶん、私に会えるから」
2.特異点
特異点とは既存の物理法則、方程式では矛盾してしまう点、存在。一方、世界の矛盾は〈穢〉として認識される。特異点=〈穢〉の収束点だと思われる。
〈穢〉を纏っていたアトモス、女禍の槍はその〈穢〉の作用で百鬼夜行を現出させ、『虚』よりエノーラを誕生させた。ここに〈穢〉の還元システムのヒントがある。
また、〈穢〉――業力子とすると、〈穢〉を纏い蛇を司る〈皇蛇〉のミニチュア版として、〈N〉のブラックホールモデルが考えられる。〈N〉は業力子を纏い、内部にブラックホールを形成しながら、外装は蛇のような姿を持った。内部がブラックホールなら、外装はブラックホールを取り巻く降着円盤だと推測される。
ブラックホールの回転数を上昇させることで見かけの重力が小さくし、流入速度が落ちて〈N〉を形成する降着円盤も減少、さらにシュバルツシルド半径も小さくなり、特異点が露出。これが大阪魔城のイェルマー門で起きた事象である。これが〈皇蛇〉にも適用できるとすると、これがそのまま〈皇蛇〉現出の研究につながるのではないだろうか。
※パイルの本来の目的は、特異点〈皇蛇〉に特異点〈槍〉をぶつける事で消滅させる事ではないかと推測。だがイェルマー門もまた特異点であったため、〈皇蛇〉に届く事はかなわなかった。アキティルでは正しく〈槍〉を把握せずに使用したのではなかったろうか。
|
|
午前9時頃、新特急郵便に電話。「本日は非常に混雑していて配達員を派遣できません。直接東京中央まできてください。最終リミットは10:45です」
……行きました。なりふり構わず。配達員が来るまでに完成させようと考えてたものを全て放棄して(汗)
結局調べたものの1/10も反映できなかったような感じです。ほんとに残念。
|
|